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お洒落〜。「夏の夜のハバネラ」

大人の生徒Cさん、夏の夜のハバネラを練習中です。
平吉 毅州さんの曲集、「虹のリズム」の中の1曲です。

平吉さんらしい、音数は少なめながら深く楽しめる曲です。
何と言ってもお洒落な曲!
”おしゃれ”でも、オシャレでもなく、お洒落って感じ!!
んふふ、Cさんピッタリです〜。季節もバッチリですね。

まず、最初の表記が「甘やかな懐かしさをこめて」ですもの〜。
Cさんも、この曲のそんな素敵なところを、感じて味わっての演奏です。

まだまだお洒落に変われそう!なところを逃さず確認していくことにしました。

「お洒落」には根拠があります。
このハーモニー、この一音、この間、この盛り上がり、この”ため”・・・。
それらを通り抜けずに、確実にキャッチすれば、雰囲気がぐぐっと変わります。

●ハバネラのノリ
カルメンのハバネラが有名ですね。雰囲気はちょっと違いますが、
ノリ自体をちょっと歌って確認です。
2拍目の裏の八分音符が大事かなと思います。
1拍目はこの八分音符へ向かう。けれどこの八分音符をスッと経由して3拍目へ。
3拍目と4拍目は基本的に、キッチリと。4拍目、座りこまないように。

●ハーモニー
横の流れと、瞬間に現れる縦の響き。
意識はどうしても横にいきがちですから、縦を拾ってみます。
この曲らしい響き(コテコテのクラシックにはあまり出ないような響き)を逃さず響かせたい!

拾っていくと・・・Cさん、「あ、そこは聴こえていませんでした!」。

そして、その響きの動きを大きく把握して、どこへ向かうのか、を確認です。

●左手の対旋律
曲の雰囲気が高まりますから、するっといきすぎず、やりすぎず・・・。

●中間部の短調でズッシリくるところ。
ズッシリ、これがクセモノです。
この音並びとノリに何となく乗っかっちゃうと、ズッシリしすぎてしまいます。
この曲の雰囲気からはみ出してしまい、
オドロオドロしい感じになってしまいます。

Cさんの演奏を聴いて、左手を変えたいと思いました。
重くなりすぎないように、重音のバランス。低音がズッシリ続かないように。
刻みすぎないように。4拍目で起きる移動を控えめに。

●この曲唯一の、八分音価の無音の間。
休みではなく、前の余韻を残して。
一瞬切ない思い出がよぎるような、視線をふせたような、沈黙、とか?

●減速、加速の加減。
減速指示がちょこちょこと続きますが
全てでやり過ぎるとお洒落さが半減ですので減速度合いを調整。
特にa tempo はまずは思うよりも潔く、そこから好みに調節。
加速も、ねっとりしすぎないように、意外とすーっといってしまっても綺麗です。

・・・という感じでした。Cさんの演奏、さらにお洒落になって素敵です!
生徒さんとこういうのをん〜、と作戦会議するのは大好きです。楽しかった!!

最後の、ちょっと長めのコーダは次回レッスンで、となりました。
これはさらに加減が難しいですね。楽しみです!!

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by shibukw | 2014-07-31 10:01 | レッスン(大人)

前腕の重要性

演奏する際に、前腕(肘〜手首の間)って、とてもとても大事です。

前腕を把握できるかどうかで、
演奏の変化は一歩も二歩も進むと思っています。

なぜなら・・・
前腕には、”手や指を動かす”
”ピアノ弾く向きに手を下に伏せる”などの
大きな筋肉がたくさんたくさんあるからです。
20個ほどです。(解剖学上の数。演奏となるともう少し増えると思っています。)

指を動かす筋肉(直接のもの)は、

・手の平
・手の甲
・前腕

にあります。
何度か書いていて恐縮ですが、指に筋肉はありません

私は以前はそんなことを知らず、
疲れたときに初めて、
「前腕が疲れたな」と思う程度でしたが、
その後、解剖学を少しずつ勉強し始め
前腕を具体的に実感するようになってきました。

指や手首などだけを見て演奏を変えようとすると、
前腕・手の平・手の甲の筋肉で無理な「綱引き」がおきます。

例えば指の打鍵角度や手首の角度などを変えたい場合に、
”そこ”だけ見て、その見た目だけを変えようとすると、
前腕でも気付かないうちに力がはいります。
今までのクセを変えようとするときは、尚更です。

私の場合、その結果、痛くなったりします・・・とほほ。

もちろん、前腕「だけ」が重要な訳ではないのですが、
前腕が抜け落ちた演奏や練習というのは、
手指にとても負担がかかると思っています。
(いつの間にか当たり前にできるようになっている方は別なのだろうと思います←良いなぁっ!)

で、重要なのは分っても、演奏と前腕を結びつけるには、

前腕に意識を払う感覚
指に集中し過ぎない余裕
手指と前腕を結びつけた認識

などが必要です。
しかも、演奏しながら。

さらに、漠然と「前腕」でひとつのカタマリではなく、
前腕のどこを・どう、が重要になってきます。

そのため、ピアノ以前に、体操(というか動作?)で
前腕を認識することを重視しています。

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by shibukw | 2014-07-28 12:25 | 脱力 (レッスン、自分)

痛み、疲労、弾きにくさは大事なサイン

弾いていて特定の部分が疲れたり、硬くなった感じがしたり、
じわっと熱い感じがしたり。
そこまでいかなくても、弾きにくかったり。

こういうことって、変化できる目印だと思うようになりました。
(状況により早めの受診をした上で。)

ここを変えれば、もっと良くなれるよ!とピコピコ点滅しているような。

「オーバーユース(使い過ぎ)」や「ミスユース(間違った使い方)」
という言葉がありますが、
私はミスユースから疑うようにしています。

演奏していて疲れたり痛い時に、
練習を休憩したり、
週末は安静したり、
ストレッチしたり、
その曲はちょっと取りやめてみたり。

それだけでは、根本は解決しないと感じています。
もちろん解決しなくても楽しく弾けますが、少なくとも蓄積はします。
実際に痛みが出たものは、休んでおさまっても、弾くと再発する場合もあります。

休憩もストレッチも選曲見直しもとても大切ですが、
ただ休むのではなく、「なぜ?」を考えます。

私は過去20年、サインを拾えずにきてしまいました。

今から思えば、本当にたくさんのサインがありました。
でも全て逃してしまい、その場しのぎ・目先の本番、できてしまいました。
(これまでが無駄だったとは思っていません。)

今は、
痛い、弾きにくい、ということは、良くなれる合図だ、と思い、

なぜ? どこが? どうしたら?を、考えています。

(そもそも選曲の時に、そうする余裕が持てる範囲にします。)

私の場合は、それを辿る根拠が、解剖学です。


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by shibukw | 2014-07-24 01:25 | 脱力 (レッスン、自分)

Aさん、小指攻略に大きな一歩!

大人のAさん、前腕の小指ラインも良くなっているので、
今回はいよいよっ、小指(前腕でなく指、手)です!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
※基本的に、4や5は傷めやすいので焦って取り組まないようにしています。
指は、親指が手の動きに大きなウェイトをしめていますから、
そちらをある程度ラクにしてからでも十分、と思っています。

もし1〜3・手首・前腕に強い硬さがあるなら、
それを取らずに4、5に取り組むと、傷めやすい!です
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
まずは、弾いて頂いた様子から、
手の甲の、4と5の間の筋肉(第四背側骨間筋)
に取り組んでみることにしました。
a0234472_23471837.jpg

手の甲の、4と5の間というと、とーっても狭いスペースに
羽(または双葉)のような筋肉があります。


ここが力まずに打鍵できるように、なのですが
この小さい小さい筋肉を自覚するのは・・・ちょっと大変。
ひとまず普通にグーパーしてみて頂きましたが、やはりBさん、「?(^^;)」です。

ならば、で寝て頂きました。

文章でお伝えするのが下手ですみません・・・

寝て、天井に向かって腕を肩から伸ばし、手をラクにします。
そのまま手首でぶらぶら〜と振ります。
a0234472_2332623.jpg


4と5の間を押す様に触って、場所を確認したりしながら、
その場所で重力に従って、血が下向きに集まってくるのを感じます。
集まるのは、4と5の間の、手首より少し上です。

こうすると、なんだか自覚しやすいんです〜。
(ちなみにこの方法、私が以前に
うまくいかずヤケ気味で寝転がってぶらぶらしていて気付きました/笑)

これ、脚を上に向けるとふくらはぎに「じわ〜」っと感じるのに似ています。

A:え、あのふくらはぎのを、ここ(4・5の間)で?(^^;)
私:そうそう、そうなんですよ〜
A:う、うーん・・・
私:(触って)ここ、この根っこの辺りまで気を付けてみてくださいね〜

A:あっ、分かりました!
私:分かりました?!
  じゃ、グーにしてみて下さい。最後まで握り込んで。

A:・・・(間) ほんとだ、ここが硬くなってる〜!
私:やたっ!

まず自覚する、の段階で理想の動きができる必要はありません。
むしろまずは自覚のために、硬くなった方が良いのです。
硬くなった方が、「ここにあるんだ」と分かりやすいので。


うーん、またしても分かりにくくてごめんなさい。

その夜、「小指、時間はかかるかもしれないけど、(これまでの経緯から)
いつかラクに弾けるようになるって信じる事ができる、のが嬉しいです」
というような、とっても嬉しいメールを下さいました(*^^*)

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by shibukw | 2014-07-21 23:45 | 脱力 (レッスン、自分)

Bさんの親指:硬さのモトを探せ!

肩甲骨、前腕、上腕、手首、手の甲などを進めて来たBさん(初級)。
次の課題は、両手の親指です。

私は自分の左手親指がひどかったのでとてもとても苦労しました。
苦労した分、親指には特にこだわりがあります(^^;)
(現在の左手親指は右手の9割といった感じで、
残り1割は時間をかけて育てる部分のように感じています。)


で、あくまで私の経験からのことなのですが・・・

親指の動きを改善するのにみるべき場所って、15箇所くらい
あると思っています。
(筋肉の数ではありません。筋、腱、そして筋や腱の付着部です。
数え方によってはもうちょっと増えます)

ですので、親指がカタイです、となったら
動きを拝見し原因を推定しながら、ひとつずつ試していくしかありません。
(いっぺんにやってしまうとどこが効いたか分からなくなってしまうので。)

先に結果を。右手は画像の、手の平。左手は、前腕でした。
a0234472_2352730.jpg


a0234472_2317551.jpg


右手のは、最初の推定ですんなりいきました。
親指の手の平の骨(中手骨。肉球部分の骨)の
手の平というか、手の側面ギリギリに付着している、母指対立筋。
※画像のピンクは付着部のみのイメージです。筋肉はもっと大きいです。

左手は、右手と近い場所からいったら、これが、なかなか!
いくつも空振りし、ならばと前腕に切り替えてみたのが
前腕の内側にあり、親指ラインの骨などについている筋肉です。(長母指屈筋)

筋肉の場所と、付着部、腱へのつながり、大きさ等をお話しながら
押し撫でる感じで触ります。


「ふむふむ」で、グーパーしてみたBさん、今度は即座に、

「かるくなりました!!」

はやっ!?(@○@)!

前腕からくる方がそんなに邪魔してたとは・・・意外でした。
Bさんも、「手の平ばかり気にしていたのですが・・・こっち(前腕)だったんですねぇ」
とつぶやきながら、腕をさすさす・・・でした。

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by shibukw | 2014-07-19 23:18 | 脱力 (レッスン、自分)

悪いクセって?

私は、10〜30年かけてつけてしまったクセを、主に左手で取り除き中です。
なかなかハードな過程ではありますが、
得ていることが今のレッスンに生きているので、良かったなと思っています。
(自分では9割5分きたと思っているのですが、はてさて・・・。)

20年くらい前からうっすらと「なんか不自由」と思ってはいました。
けれど、ちゃんと気にし始めたのは5年くらい前だったかと思います。

でも、「この10年で右手がすごく良くなったから、左手も同じようにすれば良い」
と、特別な対処をせず、右手と同じようにコルトーで「一音ずつ抜く」等をしていました。

でも、そういう対処では全く駄目だったのです。
元がひどくて、それ以前・・・。

変われなかった結果、ある曲をきっかけに傷め、
そこからの復帰の過程でようやくようやく、
左手はそういう問題じゃないんだと気付きました。

気付いて取り組むうちに現れたのは、
長い長い時間をかけて定着しきってしまった、強く、根の深いクセでした。

あらゆる箇所で歪め合って、ある意味すごいバランスをギリギリで保っていました。

そのクセが取れ始めると今度現れたのは、ふにゃふにゃと頼りない手と指でした。
それまで歪んだ場所で支えあい、いえ、もたれかかり合っていたので、
それが無くなると、生まれたての子鹿状態・・・。


という訳で、ピアノ演奏での「悪いクセがついている」とは

【1】そのクセの動きのための関節・筋肉が発達してしまっている
(逆に、ラクな演奏のための関節・筋肉が乏しい)

【2】神経回路のショートカットが出来上がってしまい
反射的にそれが起きてしまう

ことではないかと思っています。

だからこそ、その根の深さに気付いたときは
大変なショックを受け、こんなん取れないよ、どうしたら良いの、と思います。

でも、遠くを見ずにひとつずつクリアしていけば
意外と、変化を実感しながら変わっていくことができます。

新しい回路で上書きして、不要なモノを落として、新しい世界へ!

やれば変わる。やんなきゃ変わらない。
自分と生徒さんに言いながら、です。

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by shibukw | 2014-07-18 15:18 | 脱力 (レッスン、自分)

感動!Bちゃん、音色の変化

Bちゃんも、「ラクにひく」に取り組みはじめて1年です。
小さな変化を積み重ねてきましたが、
最近、全体にぐぐっと変化がでてきました。

元々の(日常生活のレベルで)力みが強い傾向のBちゃんですが、
これまで取り組んできたことが
あっちとこっちでつながってきてるんだな、という感じです。

ずっと、親指や、親指と人差し指の絡みをほぐすことに重点をおいてきて、
最近は全ての指の第一関節の柔らかさを共存させるための体操なども
加えていました。

Bちゃんは元々、メロディーや伴奏、ハーモニーの美しさに敏感で、
ゆっくり丁寧な演奏です。
これまでも、その時々の曲のきれいさを感じ、大切に弾いてくれていました。

でも力みが強くて、その気持ちと逆の音が出てしまう傾向がありました。

この1ヶ月くらい、音色がきれいになってきたなぁと思ってはいたのですが
昨日のレッスンでは
とても優しく柔らかく、「きれいだな」の気持ちに見合った音色が!!

大切に弾く、しみいるようなその音に私は感動し、
「つむぐ」という言葉を思い浮かべました。

演奏後のBちゃんに聞いてみると、
手が柔らかくなった、とのこと。

私が「きれいな曲にふさわしい、きれいな音だね(*^^*)」というと
とっても柔らかい、照れ笑い。

体操の効果だというのは分かってくれていて、
体操も以前にも増して真剣に取り組んでくれています。

まだまだ変えていけるところがたくさん。
楽しくがんばろうね!

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by shibukw | 2014-07-17 09:54 | レッスン(子供)

高音域での注意

先日、高音域でメロディーが続く曲を
譜読みをしていたら、前腕が疲れてきました。

疲れたな、と思いつつも、
ついでに最後までいってしまいたい譜読みをつい続けたら・・・

一瞬、前腕で

ぞわぞわっ。が。

「あ、やばい、傷める前兆だ(ー0ー;)」となってしまいました。
慌ててお休みし、考えました。

基本的に私の課題は左手メインなので、油断していた右手。
なぜ右手でこうなったのに納得がいかず「なんでだー!」とがっかりです。
ちょっと落ちこんだ後、
ピアノを離れて冷静になって打鍵が悪いのかな、離鍵かななどと考えていて・・・

「あ!高音域への持って行き方が悪いんだ!」と気付きました。

音域の幅が広い曲で高音域を弾く際、
右手をみょーんと遠くにもっていく必要がありますね。

私はこの時に、前腕の筋肉に少し力が入っていたのです。

特に問題になるのは、数音だけ飛んで弾くんじゃなくて、
しばらくメロディーを弾く場合。
しかも、速いパッセージ、和音、オクターブ。

右手を高音域に持っていく時にすでに前腕にいらない力が入っていたのでした。
そこからさらに指をチョコマカと動かすので、
当然、とっても負担です。
そのまま頑張ってしまうと、とってもキケン、と思います。

この状態って
薄く張った氷の上に、小石をいくつも落としていくような感じがします。
ヤヤコシイ和音だと、小石をいっぺんにいくつも落とすような・・・。


気付いたので前腕の持って行き方からやり直していたら、
だいぶラクになりました。なんでこうなるまで気付けないかなー。

ところで、左手の方が、これ、上手だったんです。
そういえば半年くらい前に、左手の移動を改善したことがありました。
当時は左手の方がひどかったもんだけど・・・。

改めて、手先だけじゃなくて、前腕から(さらには肘、肩、背中から)
みていかないとだめだなぁと思いつつ、
右手も移動の改善中です。

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by shibukw | 2014-07-16 10:20 | 脱力 (レッスン、自分)

「だらんと脱力」から、演奏までのハードル

ピアノの椅子に座ってだらんと手をぶら下げると、
(その人にいまできる)脱力状態になると思います。
ただ、それが”完全に抜けた状態”とはいかないですが←また改めて。

そこで、

「だらん、ぶらぶら・・・うん、脱力できたぞ。

よしじゃぁ、このまま弾こう。」

・・・とは、なかなか、いかなーい(><)!


だらんと手をぶら下げた状態から、
鍵盤に手を乗せて演奏するまでの課程は

1。だらんとぶら下げる
2。手を90度持ち上げる(肩・肘は動かさない)
3。そのまま手を鍵盤の位置くらいに、前に出す(肩・肘が動く)
4。鍵盤に乗せる
5。指を動かす

です。(対象は、手や前腕だけでなく、肘・上腕・肩・背中。)

5はもちろんですが、
この2〜4が、かなりのクセモノ!!!
特に、2と、3っ!!と思います。

自分や生徒さんとの経験から、
「たったそれだけ」がいかに難しいか、を痛感します。
自分ができてないんだと発覚したときは、大変なショックでした。

できるだけ細分化していくと、
「だらん」から「弾き始め」までが、なんと遠いことか・・・。

弾く以前の、2〜4の動作で余分な力が入っていれば、
当然、それを蓄えたままで演奏が始まります。


力が入ってしまうのは、
動かすメインの筋肉はもちろん、
サブで勝手に発動している安定筋
(手があっちこっちに行かないように安定させている。例えば、2の際の指伸筋)
や拮抗筋などです。

これは本来の役目を果たしている訳ですから生理的な反応ですが、
限りなくゼロに近づけないと、
ピアノを弾くとなるとお邪魔で余分な力みです。

弾く前の、基本動作の力みを取る。
=力まないで動けるように神経の回路を作る。
(まずは自覚して。)

レッスンで少しずつお伝えするようにしています。

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by shibukw | 2014-07-13 14:43 | 脱力 (レッスン、自分)

ここで、もがいていく。

自分の足りなさを日々痛感しています。
省みてもどうしようもない過去にまで思いが至ってしまうと辛くなることもあります。

基礎が落ち着いてきたから、
曲のボリュームを増やしてこなしていこうと思っています。

レッスンや自分の演奏で
考えて、目指して、そこへ近づける。
「できない」を分析して解決する。
「こうしたい」に根拠を持つ。

それが可能なのは、今の私には
ソナタくらい(アルバム2巻程度)だと改めて思います。
これまで古典が好きできて、ようやくロマン派に目覚め始め私は、
ショパンならワルツ・マズルカ・ノクターンまで、といったところ。(大まかに。)

まぁなんとも・・・情けない・・・
けれど、ここで前向きにもがいていくしかないんだなぁと思いました。

技量
ピアノ体力みたいなもの(楽譜に対する耐性や反射など)
記憶力
集中力
持続力
楽器
時間
環境

すべて、今の持っているところで もがいて、
変えられるとことから変えていくしかないんだ、と思いました。

魔法みたいに、ここからぴょーんと飛び出すことはできないのだし。

一生辿り着けない場所がチラチラ見えて、気になってしまうこともある。
それで、時には焦るのも必要。

私に優しい場所で程よく頑張っているだけでは、
その範囲内でしか変われないから。

1年前の自分より、格段によくなってはいる。
そのスタートが、とても低いところだったとしても。

歩みを止めたい気持ちはミジンもないので、
変わっている自分を信じて、がんばりますっ!

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by shibukw | 2014-07-12 10:41 | 雑記、セガーレと音楽