人気ブログランキング |

カテゴリ:レッスン(子供)( 97 )

「カッコイイ!」の力

ある生徒さん、6月下旬のガーデンコンサート(発表会)に向けての新しい曲は
メンデルスゾーンの、子どものための小品集より第5番です。

私は、キッチリ弾くのはなかなか大変な曲だと思っています。
テンポのことも考えると、あるあるですが「子どものための」は無くても良いんじゃないのでは、と思います。
特に後半の多声になっているところは、動き回る左手をスタッカートでビシッときめたいところです。
メロディーは同じなのにこんなにややこしくなるか...という感じ。
でもそれがカッコイイのですよねー。

メンデルスゾーンのカッコイイ面がズバリ出ていて大好きな曲です。
ザ・メンデルスゾーン様!!
メン様、きれいとか優雅な曲ももちろん素敵ですが、この曲のような
ぶ厚いハーモニーで切なくしびれるかっこいいメロディーで追い上げていくのも本当に素敵ですよね!

そこ、その音、足す?!
だから難しい...だからカッコイイ...の連続です。
譜読みしていてもぞくぞくします。

生徒さんに、ソナチネとかショパンのワルツとかいくつか候補を出しましたが、
ほぼ迷わず選んだのがこの5番でした。
技術的には時間さえとれれば弾けるはずです。「時間さえ取れれば」。これ、これなのですよね。
特に何かと忙しくなってくると...。

私は生徒さんにしつこいくらいに念を押しました。
「新学期始まってからも練習時間を作れるか、だよ。いつも、あっという間に本番になっちゃうでしょー。今までと同じペースだと、厳しいよ!練習時間増やして、繰り返し練習もして、地道な片手練習もして。しかも、それが最初だけじゃ、だめ。それを続けないと。メロディーは繰り返すけど音はちょっとずつ違うから全部譜読みしなきゃだし...」
と。くどくどと(^^;)

それでも、生徒さんは一瞬考えた後、やはりこの曲を選びました。
ちょっと不安、でも、やりたい。
その横顔は、とても成長した、大人になり始めている顔でした。
早速レッスン中に譜読みをしてみてもらったところ、
弾きながら、「カッコイー...」とつぶやいていました。
わ・か・る・よ!!

その生徒さんが曲を始めたのはまだ春休み中でした。
曲の一番の難所から先に始めることにし、生徒さんには
「春休み中に、ここからここの部分をどれだけやっておけるかがカギだよ!」とお話しました。

すると!
翌週のレッスンで、私の想定よりずっと、頑張ってくれていました!
すっごいじゃん!!と大喜びでした!

セカンド難所もサード難所あるし、ちょっとずつ、でも一緒にキッチリ積み重ねていきたいね!



by shibukw | 2018-04-09 09:41 | レッスン(子供)

同じ音は耳についちゃうから

こんにちは(^^)

前回の記事で、

大きすぎず小さすぎず
遅すぎず早すぎず
切れず繋がず」

そして、

「なんだか、こんなに「すぎず」と書くと
見ててそっちが目に付きますね(笑)」
と書きました。

こう書いた時、音と同じだなぁと思いましたので
記事にしまーす。

***

特に子供の生徒さんにお話することですが

ドソレソミソファソミソレソドソ〜

と、すべての音を同じ音量で弾いたら
「ソ」がとても耳に付きます。
後半になるにつれて、耳に付き度もアップします。

一回置きに「ソ」を弾いてるので
だんだん「ソ ソ ソ...」と聞こえてしまいそうなくらいです。

でも、上記のフレーズで大事なのは
ソじゃない方です。

ソじゃない方を取り出すと

ド レ ミ ファ ミ レ ド 〜

で、これが旋律。(カエルの歌が〜、と同じですね)

この旋律が浮き上がってくるように、
ソは、できるだけ小さく弾きます。
(でも消えはしないように、”ぬるい”音にもしたくないですね)

と、生徒さんにお話してから弾いてみせると
「なるほどー」と感じてもらえます。

***

なお上記のフレーズが左手である場合、
右手でやるより尚更大変になります。

右手で弾くならソは小指
だけど
左手だと、ソは親指
だからです。

親指って、太くて短くて、普通に弾くとドカドカと音が出てしまいますね。
子供の場合は余計な気がします。
力が入りやすいので。

***

私自身、記憶があります。
子供の時、先生が聞かせてくださって、
隠れていた旋律(上記の場合は「カエルの歌が〜」)が出てきて、
「うわぁぁー!」と思いました(^^)
「それ、やりたい!!」とテンション上がりましたねぇ。

そして、「またあれ、ないかな?!」と徐々に探せるようになったような。

自分で発見できた時は、尚更、嬉しいですね!


♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2018-03-01 08:44 | レッスン(子供)

ひとりで往復!

こんにちは。

ある生徒さんが、少し前からお母さまの付き添いがなくなり、
一人で来て、帰るようになりました。

その前から数回、一人で来ていたことはあったのですが
帰りはお母さまがお迎えにいらしてたのです。

だんだん帰りの時間も明るくなってきたことと、
気持ちのタイミングが揃ったようです。

もうですね、その生徒さん、とっても誇らしげで!
あまり表情に出したわけではないのですが、
ひしひしと感じました。

すごいね!成長、だなぁ!
幼稚園から来てくれているのでしみじみです。

これ、私にとっては
お母さまや、下の兄弟が一緒に来ていた場合はその子にも
あまり会えなくなるのが寂しいことでもありますねー。
ほろり。

小さな生徒さんたちそれぞれにそういうタイミングがあり、
そのたびにしみじみほろり、です(^^)

初めて一人で帰る日、レッスンが終わった時、
お母さまに「いま、出ました〜(^^)」とメールでお知らせしました。
お母さまによると、張り切って家を出ました、とのこと。
うふふ〜!
いつもほんと、元気がもらえます!
がんばろっ!

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2018-02-16 21:54 | レッスン(子供)

楽譜に書くか書かないか、その時のプライド

レッスン中に、書き込むかどうか、生徒さんに聞くことがよくあります。

特に、オタマジャクシを読むときに多いです。
音が間違っていた、とか
その子にとってとても高い音で、譜読みが慣れない、とか。

音は、音符よりもカタカナで「ド」とか書いてしまったほうが
間違いは格段に減ります。
でも、それを書くのは目先の対処、ですね。
パッと見て読めるようになった方が良いのですから、
なるべく書きたくはありません。

でも、その子にとって手強い修正や譜読みの場合、聞きます。

「どうする?あまり直すの大変だったら”ラ”って書いちゃう?」
とか、
音名まではいかなくても「赤色でしるしをつけちゃう?」
など。

この反応に、生徒さんの気持ちをとても感じます。
基本的には、みんな、「音名は書かないぞ!」という感じです。
生徒さんの良い意味でのプライドと、
できるけカタカナでは書かずにすませたい、
という私の方針を感じてくれているのだなと思います。

そして、選択してくれます。

”ラ”とは書かないけど、
ハードルの低い順に

1。”音”と書く
2。赤色でしるしだけつけておく
3。鉛筆で丸をつけておく

という感じなのですが

先日、初めて、
何も書かない!!という強い意志表示をしてくれた子がいました。

「何か書く?」と聞くと
即座に
「ううん、書かない。」と、キッパリ。

どうやら、自分で途中で気づいて直し、
でも、また元に戻ってしまっていた、ということのようです。

生徒さんは言葉にはしませんでしたが、だいぶ、悔しかったようです。

普段はそんなにそういう空気を出さない子なので
余計に私は、良い空気!と思いました。

悔しいほうが、上達する。

大げさですが、
ピアノの練習は日々、悔しさとの戦いでもあると思うので...。
その悔しさを大切に、プライドを大切に、と思います。

(その生徒さんには、
気づいた時に自分で鉛筆で丸をつけておく、という提案もしました)

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2017-01-22 10:02 | レッスン(子供)

Eちゃんの頑張りと特別な笑顔

Eちゃん、二声の曲を練習することになりました。
短いですが、見た目より難しく、
譜読みしにくい曲でした。

大変だとは思うけど、でも必要だな、挑戦してほしいな、と思い
課題にしました。

一週間後、
レッスンにきてすぐ、
Eちゃん「あの曲、大変だったー!でも、弾けるようになったよ!」
と教えてくれました。

レッスン中、順番が回ってきて

私「じゃあ弾いてみてね(^^)」

Eちゃん「ちゃんと弾けるかな...(つぶやき)」
  集中しようと気持ちを整えた様子(感動!)

結果、初回から、パーフェクトッ!!

とてもとてもとても頑張ってくれたのが伝わりました。
多分、お家では「もー!できなーい !(>△<)!」もあったと思います。

E「昨日、早くレッスン行きたい!!って言ってたんだよー!」
私「まー!それは嬉しいなー!」

私「こういうの、大変なのに頑張れたのって、
  ピアノが好きだからなんだよね。」
E「うん(*^^*)」

私「好きだから、頑張れる、頑張るから、上手になる、
  上手になるから、もっと好きになる。
  良いサイクル、だねー!」

私がそう言った時のEちゃんは、言葉はなく、
嬉しく誇らしく照れた、特別な表情でした!!

素敵な時間をありがとう!

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2016-08-16 22:53 | レッスン(子供)

Lちゃん、ズンチャッチャッの3拍目の難しさ

Lちゃんのレッスンで、
ズンチャッチャッの3拍目(後のチャッ)の説明をしました。

Lちゃんは、
ズンチャッチャ〜ズンチャッチャ〜

と、3拍目が「〜」と伸び、次の一拍目につながってしまっていたのです。

これは、あえてそうすることもあると思いますが、
基本的には重たくなってしまうので、
「チャッ」としたいところです。

(あえてそうする場合は、”それでも軽く弾く”必要があり、
それはそれでやりがいありますね)

3拍目を「チャッ」とするには、
右手のメロディーとは全く別モノの動きにならなければならず、
とっても大変。
今度は右手がカクカクしてしまったり...。

Lちゃんに、どこまでそれを取り組んでもらうか悩みました。
意味はわかるけど、すんなりとはいきません。
疲れてしまうし、悔しそうです。

でも、粘って粘って細分化して取り組んで、
レッスン中にきっかけをつかむことはできました!

できるだけ家でやってみよっか、
とお話しし、レッスンを終えました。

すると、翌週!!

とーってもきれいに「チャッ」と弾いてくれました!

しかも!
譜読みを課題にしていた別の曲が
同じ形式で、
その曲も最初から「チャッ」で!!

すっごいねー!!!と喜ぶ私に、
かわいい照れ笑いを見せてくれました(*^^*)

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2016-08-01 22:16 | レッスン(子供)

わかってるけどできない、を踏ん張る時に

ピアノは、
頭では分かってるけどできない、が頻発します。
その繰り返しじゃないかとも思えるくらいです。

「頭では分かってるけどできない」をクリアすることで
上達していく感じ、でしょうか。

でもそれは、大人はもちろん、
特に小さなお子さんにとっては大変なストレスです。
イライラしますね。
もー!と言いたくなったりもしますね。

特にそれが長引くにつれ、
冷静には取り組めなくなり、悪循環です。

レッスン中、
そういう場面になると
私は「脳」の話しをしています。

  わかるよ。
  頭では分かってるけど、指がそうならないんだよね。
  イライラするよね。
  今ね、○○ちゃんのここ(頭をなでて)が
  一生懸命動いているからね。
  ぶわー!って、動いて、できるようになろうとしてる。
  頭と、指を、つなげようとしてるの。
  すんごい動いてよくなってる、最中だよ!

という感じです。

最初は、苦労する生徒さんを見ていて
あぁ脳が動いてるな、と感じ、
それをそのまま伝えたのがきっかけです。

驚くほど効いたので、以来、時々話しています。

生徒さんは無言ですが、雰囲気は

「む...そうなのか...ならばもうひと踏ん張りするべしー!」

という感じ。
イライラが、静かな闘志に変わるような感じがします。

小さな子供の向上心は、
ピアノ上達したい
だけではありません。

頭よくなりたい。

これは、特に入学すると急速に育つ、
自然な向上心だと思います。

だから、
「いま、脳が動いてるから」は
「ピアノ上達したい」、と「頭よくなりたい」
の両方に響くし、
自分が活性化されている喜び、
みたいなのもあるんじゃないかな、と思います(^^)

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2016-07-14 22:01 | レッスン(子供)

いけるかなーっ?!

前回の記事は
何かステップアップに挑戦する際の
プレッシャーを和らげる方向の言い方で
「実験してみよー」「試してみよー」について書きましたが、

今回は逆で、
果敢に挑戦モードの

「できるかなーっ?!」

です。

内容を説明して、
「...というわけなんだけど、ちょっと難しいのよね、これがね、意外とね。
できるかなぁー?!(にや)」

という感じです。

こういうのが合う生徒さんは無言でも、ガゼン

やってやるもの!

な空気になります。

先生(私)を驚かせちゃうもんね!
とか
ギャフンと言わせちゃお!
も、多分、あると思います(笑)。

でも、こっちパターンばかり、ということはないですね。
「実験してみよかー」と併用です。

書いてて思い出したので
次は、プライドに訴える(笑)バージョンです。

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2016-06-03 08:02 | レッスン(子供)

ガラス細工を壊さないように

Fちゃんがガーデンコンサートで弾く曲は、
リトルコスモスから
「コサックがうまにのってとおくへいく」。

Fちゃんの今までで一番、長く、難しい曲です。
数曲の候補の中から、迷わず選びました。
悲しく、切なく、美しく、儚く...私も大好きです!

細部の処理にこだわって、と話してきましたが
どうも、タカタカ歩いてるみたいな雰囲気が残ります。

通して弾けるようになったので、余計に
「さぁさぁ」な感じに。。。

これは、細部をピックアップするよりも
全体のイメージをもうちょっと持ってほしいなぁ、ということで
普段のFちゃんのイメージの持ちかたもふまえて

「この曲、とってもきれいだよね。
それを、壊さないで弾こう。
壊れやすいものを大切にするみたいに」

とお話して、私の演奏を聴いてもらいました。

Fちゃんと、

壊れやすい...ガラスとかかな
ただの丸いガラス球というより、
細かい飾りがついてたりする感じ、
落とした時、「バリーン!」じゃなくて、「パキ」って儚く壊れる感じ。

とかなんとか話すうちに、Fちゃんの中で落ち着いたのが

「ガラスのティアラ」でした。

さすが、ディズニー好き。いいね、女の子!

再度弾いてもらいながら
私に「あっ、いま壊れちゃった」と言われつつ練習するうち、
すごくよくなりました!

自分でも「あ、いま壊れた」とわかってくれているようで
次回がとても楽しみです!

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2016-05-24 22:30 | レッスン(子供)

久々の姉妹連弾!

初期からブログを読んでくださってる方はご記憶でしょうか、
姉妹の生徒さん。

ピアノ教室を始めた時の
二人目&三人目の生徒さんであり、
子供の最初の生徒さん二人、でもあります。

中学生になったお姉ちゃんが忙しくて
ここのところ連弾はお預けだったのですが、
6月のガーデンコンサートで久々に連弾するので、
練習中です(>▽<)

先日、連弾レッスンをして...

背が高くなったけど、温かさは変わらない
二人の連弾に、
私はもー、うるっうる、です。

初めて念願の姉妹連弾を聞いたときも、
ほんとに感動しました。「なにこれ現実?」と。

私も姉妹も、当時のような「姉妹で連弾!!!」という
ハイテンションはありません。

でもそれはマイナスな「慣れ」ではなく成長だと、
演奏を聴きながらひしひしと感じました。


それにしても、
やっぱり、お母さんの「連弾が見たい」の
リクエストの力はすごいなぁ(*^^*)

それがあるから、私が「連弾しない?」って聞いたとき、
すんなり「する」ってなるんだと感じます。

♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村

by shibukw | 2016-05-15 22:37 | レッスン(子供)