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カテゴリ:レッスン(大人)( 62 )

頭を振って拍子を数えない、でも固めない

大人の生徒さんが弾いている曲は、大きな流れを感じたい曲です。
でも、そうすると拍子があやふやになりがちですね。安定しない、ちょっと酔いそうな演奏になってしまうことも多いです。

それでいったん”大きな流れ”は横において、メトロノームをかけて正確な拍子で練習します。つまらない演奏になってOKですから!と。

生徒さんは地道にその練習をなさり、ずいぶん安定しました。
そこで、それらを両立させましょう、となります。

ここで生徒さん、ちょっとつっかかりました。
体で拍子を数えている感じ。
頭を振って拍子を数えてしまうようです。
ご自身で気付いて「頭を振っちゃだめですよね」と振らないようにされるのですが、それは逆効果になっていまします。体を意識で固定してしまうので、音楽もコチンと小さくなってしまいます。大切なのは、拍を正確に刻みながらも大きなまとまりで解放していけることです。

そういうお話をし、
「1、2、3、4」と言いながら両手を広げて頂いたりして
体でいろいろ感じていくと少しずつよくなりますが、でもどうもカクカクした感じが抜けきりません。
これでは1週間かけても根っこからは変わらないだろうなと感じました。

どうしようかな、何か無いかなと少し考えて周囲を見回して目に入ったのがボックスティッシュです。

左手で正確に「1、2、3、4」とヒザを叩きながら
4拍かけて右手でティッシュを1枚取り出す、というのをして頂きました。
最初は半分冗談で、お互い笑ながらだったのですが...
これが、意外なほどに効果が!!
生徒さんも「あ、これなら分かる、できそう!」という明るい表情を見せて下さいました。

どうやら、「ティッシュを出す」というのが良いようです。
・箱からティッシュを出す、というのが解放的イメージ
・ただ手を振ったりするよりも具体的な動作
・切れ目がない
ので。つまり、ティッシュじゃなくても良いのですよね。引き出しを開けるとか、鉛筆で線を引くとか。ティッシュは、別にそのまま捨てないにしても、なんだかもったいないですし。

そんなこんなで翌週のその生徒さん、拍子と大きなフレーズが両立した、とっても素敵な演奏になっていらっしゃいました!!


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by shibukw | 2018-04-20 13:26 | レッスン(大人)

美術館で格段レベルアップ!

以前、大人の生徒Aさんがフランスものに初挑戦なさいました。
Aさんはバロックがお好きで、ソナチネもAさんの音色があうのでお得意。
ショパンのワルツなどのロマン派も、ずいぶん雰囲気を掴んでこられました。

私はそんなAさんにとって、きっと何はなくともその雰囲気を感じられるようになることが大事だろうなと思ったので
まずはサティのジムノペディから始めることにしました。

Aさん、見た目弾けそうな楽譜なのになぜか手こずるし、やってもやってもスラスラ弾けるようにならなーい、という”フランスあるある”でしたがそれでも頑張って、弾けるようになっていきました。

でも、、、やはり、もっと雰囲気をもって演奏したいですね、というところ。

お話の中で、拍子の感じ方、などだけでなく

”一音一音が、落ちても割れないシャボン玉。
虹色に輝いて、ぽわん ぽわん とゆっくり落ちてきては床に着くか着かないかでバウンドするように”

”その音が、ぽわんぽわんと部屋中に満ちていくように”

などとお話しすると、翌週にはずいぶんよくなっていらっしゃるのですがやはり、ジムノペディの雰囲気になりきりませんでした。

こういうとき、「イメージがあるのにできない」のか「イメージがわかない」のかが大事だと思うのでお伺いしたところ
聴いてある程度はイメージあるけど、これ以上は...という感じのようでした。

そこでお勧めしたのが美術館。
上野の西洋美術館、常設展です。
お勧めする理由を
・絵画などは、音楽と違って天才たちの仕事(作品)がそのまま残っています。ぜひその世界に触れて、存在を感じてください。
・美術館というところは、一歩入ったら、外から遮断されて、芸術の世界に埋没できます。その空気に身をおいてきてください
「私は、この世界で生きているのだ」と思ってみてください。
それは、趣味かどうかとかは関係ありません。”おこがましい”みたいなのを頑張って捨ててください!
・絵画の前で、頭の中でジムノペディを流してください(イヤホンガイドのBGMがあればそれがいいです)

などと、お話しました。

最初は「美術館かあー...」という感じだったAさんでしたが、お話するうちに「良いかも!」と思ってくださったようで
お出かけになりました。

行ってきたあとのレッスンで「すごい良かったです!!!」と話してくださったAさん。

聴かせて頂いたその演奏、た・る・や!!

Aさんの美しいジムノペディが、私の中に満ちていきました。
しあわせでした。

同時に、あぁ私の言葉はなんて無力なんだ、と撃たれました。
私が一生懸命どれだけ言葉を尽くしても、美術館が起こしてくれる変化、呼び覚ましてくれる感性には遠く遠く及ばないのだ、と痛感したのです。
本当に、素晴らしい演奏でした。

お気に入りの絵画の前でしばらく座って鑑賞なさったのだそうです。
ポストカードも買っていらしたのだそうでそれを見せてくださり、
「大人になって、こんな風に世界が広げられだなんて」というようなことをおっしゃいました。
私はとてもとても幸せな気持ちでした。

そして思い出すのです。
私もそうして、お師匠さまに、世界を開いて頂いたこと。


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by shibukw | 2018-03-08 08:31 | レッスン(大人)

作曲家の感受性に近づいていくために

私は、作曲家という人たちは、きっととてもとても、
感受性の強い人たちであろうと思っています。

「普通」...といっても、「普通ってなんだろ、そんな人いるかな」とも思いますが
便宜上、”普通”と書きますね。

普通の人にとっては「いた」という痛さが
作曲家にとっては「いってぇぇぇぇぇぇ!!!」で

「しょぼん」が「くそぉぉぉぉぉ!!」で

「悲しいな...」が「もう生きていけない...」で。

そして良い方も、
普通の人にとっての「幸せ(^^)」が、天にも昇る喜び、解放される全能感、で。

そしてそれらが、ジェットコースターのように襲ってくる。
それを器用に乗りこなすこともできない、その、しんどさ。

この感覚は、とてもとても大事だろうと思います。

痛みのある曲が、痛みのある演奏になっているか。
悲しみに満ちた曲が、そうなっているか。
天上の音楽が、天使が舞う中で演奏できているか。

そういった、言葉や数値にできないその表現力は、
共感、想像できることで生まれてくるのではないかと思うのです。
どの音をどう出す、といった計算ではなく、
そもそも、心から湧き上がってくるもの。
そうせざるをえない、というように。

ただ、一般の会社などで働いていたり、家庭の中では
そういった感情の激しいアップダウンはあまり歓迎されるものではありませんね。

ですから、大人の生徒さんに、時々そういうお話をしながら
想像してもらいます。

「今は、作曲家になるスイッチを入れて、
ご自身の感情を呼び起こしてください。
ちょっとしたことを、のたうち回って痛がってください。
そういった感情に飲み込まれることがなんとなく不安かもしれませんが、大丈夫です。
そのスイッチの切り替えを、少しずつ覚えていきましょう。
大丈夫、使いこなせます(^^)」と。

====

そして生徒さんの想像力を磨いていただくために絶対不可欠なのが、
私自身が感受性を磨くこと、です。
私の感覚は生徒さんの表現力の向上に直結するなと実感しています。

感受性を磨く、感情を磨くために...
もがく。
自分で、痛み、悲しみ、どうにもならない辛さを全うする。
逃げず、適当なところで手を打たず、まぁまぁなところでまとめずに、
倒れるまで。
あ、生徒さんに倒れてください、とは言いません(笑)。

感情は、振り子のように、正負の振れ幅は等しくなりますから、
マイナスを味わった分だけ、プラスの感情もレベルアップできます。
苦しいところを、それでも潜りきった、その深さの分だけ、翔べるのです。

そして同様に、感情を大きく動かした分だけ、
感情を削ぎ落とした美しさも、みえてくる、と感じています。



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by shibukw | 2018-03-04 10:05 | レッスン(大人)

大人の雰囲気に〜打鍵前にも溜め、そして〜

大人の生徒Bさん、
メンデルスゾーンのしっとり曲を練習中です。

しっとり大人の雰囲気で温かく弾きたい!
ので
前回はメロディーに従属できる伴奏、
についてお話ししました。

今回もいくつかお話したのですが、
一番効いたのが

打鍵前の溜め、です!!

打鍵後の溜めより難しいんじゃないかなと思います。

打鍵”後”の溜め、は
ド〜(ため)

打鍵”前”の溜めは、

(ため)ド〜
です。

うーん、書き換えると

打鍵後は ド〜...

打鍵前は (ん)ド〜

かな。
文字だけなのでなかなか伝えにくいですが...

前の音の後にせっかく溜めたのに
次の音をすぐさま弾いてしまうと、
せっかくの溜めは効果半減、もしくは無効になってしまいます。


えーと、2音のつながりを書いてみますと

打鍵後の溜めのみでは ド〜...ド〜...



打鍵前の溜めも有りは ド〜... (ん)ド〜...

です。

それを意識して頂き、
私も横で腕を振りながら
Bさんに演奏して頂きました。

Bさん、いきなり綺麗にとはいきませんが、
それでも
もう、ものすんごく、よくなったー!!!

きっかけは掴まれたようで、
「あー!」という反応をして下さいました。
目覚めたようなBさんの表情に、
私はこれからが本当に楽しみで、ワクワクしました。

そして一番大事なのは、
「やり過ぎて変にならないように、やらない」
のじゃなく、
「やらなくてつまんなくなるくらいなら、やり過ぎる!!」
こと。

そして、その期間を、乗り越える!!

だと、しつこくお話ししました。
特に、控えめなBさんにはそうなのです。

変な例えですが(笑)
関西に移り住んだ人が、関西弁を喋り始めると、
おかしな関西弁になります。
でも、
ネイティブの皆様に「おまえの、おかしいねん!」
などと言われつつも喋っていると、
3年くらいすると
ネイティブに、まぁ合格ラインを出してもらえるようになります。

途上は、”オヤオヤ”で良いのだ!
計算と試行錯誤とヒトマネを経て、
いつか、開ける!

と強く思っています(^^)

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by shibukw | 2016-09-12 08:58 | レッスン(大人)

2拍子に乗ってみたものの

Aさんの練習中の曲は

2拍子で軽め速め、ノリ良し、
でもバロックなのでそこんとこはキッチリと(笑)、な曲です。

譜読みができたくらいのタイミングでの前回のレッスンでは、

私: 推進は良いけど、
   演奏が前のめりになっています。
   2拍子感じてみましょ〜

Aさん : 確かに、2拍子を感じられてなかったです!

というわけで、いろいろな方法で2拍子を感じて弾く、をやりました。



で、今回のレッスンで...
前回より、ずっと良い!
2拍子感、あり!!

ただ...

私 : ...でも、ちょっと前のめりがまだ...
   特にここのフレーズ。
   同じリズムが曲中で8回でてきますが、
   うまくいく時といかない時、ありますね。
   打率5割、って感じですねー。
   野球だったらすごい数字ですけどね!!

Aさん : 確かに!(笑)でも、ピアノじゃ50じゃだめですよねぇ。
    家でも、前のめっちゃう時と、そうでない時があって。
    うまくいくときもあるんですが...

私 : 2拍子が、上ずっていますね。地に足がついていない感じが。
   1、2というのはあるけど、ベースが浮ついているので。
   まず、身体からどっしりさせていきましょう。
    (中略)
   骨盤、というか、おしりから、しっかり下ろしていきましょう

Aさん : あっ、また忘れてました、それ!!(T T)
(中略)
私 : そして、拍をこのへん(喉元のあたり)でせりあがってカウントせず、
   どっしりお腹、っていうか、おしりで感じるイメージです。
   2拍子を感じて手を叩くにしても、 どこで叩くか、というのが大事です。   
   文字にすると、うーん、こんな、感じ...? 
(中略)

とかなんとか言いながら、あれやこれや、
途中で身体や脱力の話にまたしても脱線しつつ(苦笑)、

Aさん、だいぶ体で感じられたようでした!!

身体がどういう状態か
どこで音楽を感じているか
身体の、重さが乗っかるべきところが実感できているか

そんなお話しになった、レッスンでした。
とーっても、楽しかったでーす!!(^^)

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by shibukw | 2016-08-12 22:40 | レッスン(大人)

自分にできる「一瞬」でしかイメージできない

Aさんのレッスンで、

フォルテからピアノへ、瞬間的に変えたい場面がありました。
テンポが速い曲で八分休符があり、
そこで切り替えたいところです。

Aさんも、私が言う前から
一瞬で変える必要がある、と
わかってるけど。。。でも、できない。のです。

これは、「一瞬」の体感が必要なのでは、と思いました。

そこで、楽譜通りに弾いていただき、
八分休符の瞬間、
私は横からガバッと「空気を捨てる」動作をすることにしました。
手と腕を使って、
弾いているAさんの目の前で空気をなぎ払う動作、です。

空気をなぎ払う、と書きましたが、
それまでの空気を一新する、というイメージです。

一回やっただけで、大成功でした!!

Aさんは「あー!なんか、イメージが分かりました!」という感じで笑顔で、
私はふと、
「自分でできる一瞬でしかイメージできないのではないかな」と、思いました。

例えば今回のように、手と腕を使って空気を一瞬で払う。

その動作ができるスピードには個人差があります。
(私は脱力に取り組むようになって、こういった動作のスピードがぐんと上がりました。)

その自分にできる制約の範囲内でイメージしてしまうのではないか、と思ったのです。

だから、その「一瞬」を体感するだけで、
解決してしまうこともあるのじゃないかな、と。

特に小さい子供にとっての一瞬は、もっと長いものかもしれないな、
気をつけてみよう、
などと、いろいろ考えました(^^)

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by shibukw | 2016-08-03 11:10 | レッスン(大人)

照れを我慢して悩ましさを作る

大人の生徒Bさん。

もともと、大人の演奏がしたい、と思っていたのに
どうしたら良いか分からない、という感じでした。
この1年、色々と取り入れてきていたのが、最近になって
ぐっと結果を出してきている、感じです。

悩ましさ、色気、大人の空気、

そういうのを作りたいですねっ!というお話をしています。

本来、「作る」というとちょっと違和感、ですね。
自然とにじみ出るものなんじゃないの、というか。

でも、やはりそうするための
コツや方法はあると思います。

その引き出しを増やして、ためて、
最初は計算してたのが自然と使えるようになっていきます。

ずらし、間、抜き、ため、減速、加速...

など。

どこでするか、どうやってするか、どのくらいするか。
出来上がりのイメージはどんなか。



大人の生徒さんによくお話しているのは、

女優になって、いったん、やり過ぎてみて下さい!
さすがにやり過ぎだったら、言いますから!
でも多分、そうならないです!


大抵は、自分ではやり過ぎかな、と思うくらいでやっとちょうどよかったりします。

それに、「やり過ぎ」てみることで、
自分に可能な表現を体感できます。
私、こんなのできるんじゃん、と。



「やり過ぎる」ために、我慢するものがあります。それは、

恥ずかしさ。

あくまで私の感覚ですが、

最初から、いきなり恥ずかしさを捨てることはできません。
勝つのも、ちょっと無理です。

だって、恥ずかしいものは恥ずかしい。

でも、我慢はできる。


と、思うのです。

恥ずかしさを受け入れて、認めつつ、でも、MAXで抵抗する、という感じで、

我慢してるうちに少しずつ馴染んでくると思います。(^^)

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by shibukw | 2016-06-08 09:10 | レッスン(大人)

盛り上がらなかったむずがゆさの例え

曲が感情的に盛り上がるところで、
ちょっと肩透かし気味になってしまうこと、ありますよね。

特に有名な曲、知っている曲だと、
”ぐわーっとくると知っているのがこない” ので
余計に、「おおう...」となります。
もの・たり・ない。

先日大人の生徒さんで、
"盛り上がりをキープしたい頂点で、悩ましげに音が抜けてしまってる"
ということがありました。

気持ちはわかるし
同じ曲の前半ではそれでいい感じなのですが、
ここ(後半)でそれは
もっ・たい・ない!

のでご説明しようとし、ふと思いついて

私:ここね、あの、ほら、ポップスのライブ映像とかで、
  超盛り上がってサビのところで
  ボーカルが客席にマイクを向けて、
  ボーカルの声が消えたときのガッカリ感
、あれが...

生徒さん:あー!!あれですか!
    あれに、なってますか!
    あれ、ガッカリするんですよね!

私:そうそう!そうきたかー!って。
  きっと、会場にいるファンや、気分が高まっているアーティストは
  良い感じなんでしょうけどねぇ。

生:歌ってほしかったー!ってなるんですよねー!

声が大きくなる二人。
手をバシバシたたいて笑う私。

お伝えしたかったこと、確実に伝わったようでした(笑)

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by shibukw | 2016-05-30 14:10 | レッスン(大人)

多忙で肩にきた力みを流す

大人の生徒Bさん、
この春からお仕事の内容が変わり、とても大変になってしったとのこと。
心地良い忙しさ、とはとても言えない状況のようです...。

そのため、ガーデンコンサートの曲も余裕ある曲に変更です。

レッスンで演奏なさる肩を見て、
「おおぉ...」と思いました。

今までより肩に力が入っているのがわかります。

お忙しさが肩にきた、という感じで、
これは、辛そう...。

曲のレッスンが区切りついたところで、
流しましょう、とお話ししました。

鎖骨と肩胛骨からの流れを意識して、
模型を見て頂いて構造をご説明し、
肩先に向かって流します。

そのまま、肘の屈伸(前腕を曲げて伸ばす)などの
体操を軽〜くやる、のですが

やはり、以前より肩の反応(つられて力んでしまう、悪い連動)が
強くなっていました。

途中、思わず
「こってませんか...?」とお聞きしたところ、
「こってます... (T T)」とのこと。
「大変ですね...(><)」。

上記の”悪い連動”を切って、ちょっと抜きました。
(あまりやると今度は脳が疲れちゃいそうなのでそこそこで切り上げました)

肩がストンとなって、その後の演奏も
入る力がだいぶ少なくなりました。

それを見て、反省...。

タイミングが遅かった。。。

レッスンが3/4くらい終わってしまったところでやったのですが
うーん、もうすこし、半分くらいの段階ですれば良かったな、と。

でも、ピアノを「なんとかなりそうだ」と思えないと
なかなか身体には集中できないし、
こういうバランスは難しいなぁといつも思います。

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by shibukw | 2016-05-17 10:32 | レッスン(大人)

3拍目が変われば1拍目も変わる

Aさん、3拍子のワルツのお話です。

左手のズン・チャッ・チャが、ワルツの完成度を決めます、ということで

【1】ズンに対して、チャッチャは軽く。

数字にすると
  ズン が 5〜7
  チャッ が 1〜2
  チャ が 0.5
といった感じ。

そのようにコントロールしようとして、
うん、ぎくしゃくするんですよね。

【2】推進力

1拍目は2拍目へ、スッと向かう。
2拍目は3拍目へ、スッと。
3拍目は1拍目へ、スッと。

でも、リズムは崩れずに。

そして、スッ、は、均等ではなく、
”ため”があり、加速がついて、 ぐいっ が加わる感じ・・・

私が
 
a0234472_11544866.jpg

と書きながら歌います。(実際に生徒とさんに書いたのとは少し違いますが)

生徒さん「あぁ、なる、ほど・・・」。

【3】今度は私が手で指揮をしながら歌います。

生徒さん「あ、なるほど!」

だいぶ伝わった感じでしたが、
ここで引くときっとわからなくなるよね、ということで

【4】生徒さんの手を持って、指揮をし、”ため”と加速を感じて頂きながら
再度歌うと

生徒さん「あー!そっかそっか!!」

ここで、特に3拍目、終わりではない、次の1拍目へ向かうのをお話して、

弾きます。
私が横で指揮をしながら・・・

変わったー!!!特に1拍目が、いいっ!

3拍目が導いてくれた1拍目。
深く憂いのある音、でした。


ちなみに、
文字での説明、
聞く、
自分でやる、
家で忘れても取り戻すところまで考えると、
どれも必要な気がしています。

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by shibukw | 2016-04-22 11:35 | レッスン(大人)