楽譜に書くか書かないか、その時のプライド

レッスン中に、書き込むかどうか、生徒さんに聞くことがよくあります。

特に、オタマジャクシを読むときに多いです。
音が間違っていた、とか
その子にとってとても高い音で、譜読みが慣れない、とか。

音は、音符よりもカタカナで「ド」とか書いてしまったほうが
間違いは格段に減ります。
でも、それを書くのは目先の対処、ですね。
パッと見て読めるようになった方が良いのですから、
なるべく書きたくはありません。

でも、その子にとって手強い修正や譜読みの場合、聞きます。

「どうする?あまり直すの大変だったら”ラ”って書いちゃう?」
とか、
音名まではいかなくても「赤色でしるしをつけちゃう?」
など。

この反応に、生徒さんの気持ちをとても感じます。
基本的には、みんな、「音名は書かないぞ!」という感じです。
生徒さんの良い意味でのプライドと、
できるけカタカナでは書かずにすませたい、
という私の方針を感じてくれているのだなと思います。

そして、選択してくれます。

”ラ”とは書かないけど、
ハードルの低い順に

1。”音”と書く
2。赤色でしるしだけつけておく
3。鉛筆で丸をつけておく

という感じなのですが

先日、初めて、
何も書かない!!という強い意志表示をしてくれた子がいました。

「何か書く?」と聞くと
即座に
「ううん、書かない。」と、キッパリ。

どうやら、自分で途中で気づいて直し、
でも、また元に戻ってしまっていた、ということのようです。

生徒さんは言葉にはしませんでしたが、だいぶ、悔しかったようです。

普段はそんなにそういう空気を出さない子なので
余計に私は、良い空気!と思いました。

悔しいほうが、上達する。

大げさですが、
ピアノの練習は日々、悔しさとの戦いでもあると思うので...。
その悔しさを大切に、プライドを大切に、と思います。

(その生徒さんには、
気づいた時に自分で鉛筆で丸をつけておく、という提案もしました)

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by shibukw | 2017-01-22 10:02 | レッスン(子供)