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稲城市のピアノ教室ミュージック・ガーデンのブログ 明日もピアノと♪ withpiano.exblog.jp

稲城市東長沼、稲城長沼駅徒歩5分のピアノ教室のブログです♪ H Pはhttps://music-garden.webnode.jp/ 子供も大人も基礎を大切に楽しくレッスンしています。


by shibukw

力でも、演奏をよくすることはできる

もっと・・・
キレのあるスタッカートに
なめらかなスラーに
大きなor小さな音に
芯のある音に
印象的な余韻に
素早い運指に。
などなど。こういった”もっと○○にしたい”は、力でもかなえることができます。

指を固めてついたり、手がブレないようにしたり
ブレーキをかけたり、打鍵スピードを上げたり、鍵盤に指を押し付けたり。

硬化と意識の集中によってコントロールがよくなりますから
力である程度、「聴覚にとっての」演奏はよくなります。しかも、即効性があります。

誰だって、力みたくてそうしている訳ではありません。
もっとよく弾きたい、その気持ちがあってこそで、無意識にそうなっているものです。

だけど残念ながら、それでは問題を根本から解決はできません。

私は、自分の経過から、問題の根はむしろどんどん深くなっていくと感じています。
力を入れて変化させた場合、もっと良くしたいときはさらに力を入れ、
それが当たり前になっていくからです。しかも、無自覚に(これが悲しい)。

もちろん、根本から解決するかどうかは、それぞれのスタンスによりますし、
別に全て完璧に抜けて弾かなきゃいけない訳でもありません。

でも、変わりたいと努力しているのにうまくいかないときは、
根から疑ってかかってみるのも方法のひとつ、と思います。
ピアノの場合、「時間が解決する」「慣れればよくなる」とはいかないことも多いものです。

また、根に気付かず一途に頑張りすぎると・・・いためてしまいます。私がそうです。

演奏が良くなることは、問題の根本からの解決とは限らない。
耳に良い変化は、身体に良い変化とは限らない。


演奏効果と身体効果が結びつくときが必ずくると自信をもって
将来を楽しみに思えていれば、だいじょーぶ!!!
つまらないどころか、楽しくなります!

生徒さんの「ラクになりました〜!」の笑顔を拝見する度に、そう思います(^^)

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by shibukw | 2014-03-09 21:59 | 脱力 (レッスン、自分) | Comments(0)