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ギロック「悲しいワルツ」で、なんのための脱力か、を。

大人の生徒Cさん。ウィンナーワルツに引き続きギロックの「悲しいワルツ」です。
前半は右手、後半は左手が旋律です。

前回のレッスンで始めましたが前回は時間が足りず、
ウィーンのワルツとは違いショパン的なため息と哀しさと美しさを追求したいところですね、
と曲の中で例を挙げながらお話した程度でした。

それを踏まえて下さり&演奏動画をCさんご自身がいくつか見比べて、
イメージは良い感じ!です。
左手の旋律の動きも、前回に比べ格段に良くて素敵!

でも・・・音がイメージにいま一歩です。
左は、カタめ。
右は、ほよほよ&カパッ(混在)気味。

理由は・・・
1。抜くべきところで抜けず、硬さを蓄積していってしまっているから。
2。硬さを内に溜めたまま指を広げるために、欲しい音を良いポジションから弾けていないから。
(手首を右or左に曲げて横っちょから打鍵している)
と感じました。

その硬さの原因は・・・書いていたらえらく長くなってしまったので、
また次回にでも整理しなおして書こうと思います。


また、1カ所、絶妙な四分休符の静寂(この曲唯一の!)という
さり気ないけどキメどころ!があるのですが、
そこの切れ方がぼやけてしまい、曖昧になってしまっています。
Cさんも違和感はあるものの、どうしたら良いのかな・・・のご様子。

まずは、私が切れ方を2通りご提案し、選んで頂きます。
Cさんのチョイスは「プツっといかず、でもフっときれて、余韻が一拍残る感じ」の方です。

両手の指をピッタリ同じタイミングで指先に向けて離鍵し
その指と同じ速度と切れ方でペダルを離す、が良いのですが・・・
「両手の指をピッタリ同じタイミングで指先に向けて離鍵」のためには、脱力が不可欠です。

弾き終わった指、弾く直前の指がしっかり緩んでいられるように、
分解して脱力のポイントを確認です。

細かく確認していたら、全体に、欲しい音にぐっと近づくことができました!
Cさんもふむふむと聞いて下さり、弾きやすさと音色の変化を感じて頂けたようでした。
やったー!!

自由で余裕のある手で、大切なイメージにふさわしい音を、間を、余韻を。

1年前から私が脱力を重視している理由はいくつかありますが(また改めて書きます)、
この「欲しい音を出すために」に改めて立ち返る、Cさんとの楽しい楽しい時間でしたっ。

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by shibukw | 2014-03-07 23:49 | 脱力 (レッスン、自分)