人気ブログランキング | 話題のタグを見る

稲城市のピアノ教室ミュージック・ガーデンのブログ 明日もピアノと♪ withpiano.exblog.jp

稲城市東長沼、稲城長沼駅徒歩5分のピアノ教室のブログです♪ H Pはhttps://music-garden.webnode.jp/ 子供も大人も基礎を大切に楽しくレッスンしています。


by shibukw

筋〜腱を、スパゲッティで。

例外もありますが、「筋肉が動き、腱がひっぱられ、指が動く」が大まかな動きです。
大きな筋肉の場合、肘から指先までつながっています。

で、例えば
第一関節で支えられていない(柔軟に機能していない。例え見た目はそうでもなくても)
ときに、第一関節の支えだけを目指すとどうなるか。

私は、
1。できない
2。見た目だけそうなるが、余計に力が入る
3。いためる
のどれかではないかと思います。

理由は、第一関節で支えられないのは、第一関節だけのせいではないと思うからです。
第一関節を動かす複数の筋肉(関節からは離れた場所にある)や、
他の関節(特に第二)もどこかで突っ張ったりし、
バランスを悪くしあいながら「現状維持」に努めています。
まるでそのバランスを崩されるのはとっても嫌、といった感じで
やめてよ、さわんないでよ、と言っているように思えてきます(^^;)

良いバランスには稼働できる”余白(遊び)”がありますが、悪いバランスにはそれがありません。

私のイメージは、この筋〜腱(指先まで)のつながりが、乾燥スパゲッティです。

茹でていない乾燥スパゲッティで○(マル)をつくろうとすると・・・
可能なところまでは硬そうながら”しなって”耐え、それ以上続けると、ポキっと折れます。

茹でてアルデンテのスパゲッティでは、マルにすることができます。

茹ですぎると・・・溶けてしまうのかと思います。そこまで茹でてみたことはないのですが。

また、半分がアルデンテでも、半分が乾燥状態では、やはりマルにはできません。
無理矢理やると、乾燥部分がポキっといくと想像します。

そしてスパゲッティは1本ですが、指を動かす仕組みは
複雑に枝分かれしたり合流したりしています。
手専門の整形外科の先生の本を読める範囲でですが読むと痛感しますが、
どこがどこで影響しあっているか、細かい動きになるとブラックボックスのようだと感じます。

見た目だけを整えようとしないこと。
目立つところだけを変えようとしないこと。
「これができないから、これをやろう」と一直線にいかないこと。

これができない、それはなぜか、根はどこか。
どういう開発の仕方なら無理が無いか。

以前の自分の失敗から学びいつもそれを考えるようになりました。
ブラックボックスの中のパターンみたいなものを
一生、蓄積をし続けていきたいと思っています。


♪クリック↓で応援頂けましたら嬉しいです♪
登録しているランキングサイトのピアノカテゴリにリンクします。

にほんブログ村 クラシックブログ ピアノへ
にほんブログ村
Commented by smile** at 2014-02-14 16:15 x
しぶかうさん、こんにちは。また雪になってしまいましたね。
「あ~、私も乾燥スパゲティーだなぁ。」と、にたにたしながら拝見しました。
思うようにならないと「見た目だけ整えよう」としてしまいます。(笑)
「目立つところから」変えたくなりますね~。
夢中になるとムキになっている自分がいます(笑)

しぶかうさんは「それはなぜか」考えたり調べる過程を楽しまれているご様子で、読んでいる私もワクワクさせてもらっています。
「できないこと」の原因や解決策を紐解いていく作業は根気のいることですが、その分、嬉しい瞬間もたくさん味わえるのでしょうね。
Commented by shibukw at 2014-02-16 11:31
smile**さん
雪、たくさん降りましたね〜!!御状況いかがですか?

目立つ見た目が気になりムキになるの、とーってもよくわかります!!
もちろん私もずっと、つい最近まで、そうでした。
でも、それでいためてしまったり、生徒さんにうまくお伝えできなかったりで・・・
「なんでやねーん」を繰り返すうちに少しずつ変わってきました。

海をもぐっていくのに似ているのかもしれません。
不思議と、もぐればもぐるほど楽しくなります(^^)
元々のハマリ性に、だれもブレーキかけませんからねぇ(笑)
by shibukw | 2014-02-13 15:38 | 脱力 (レッスン、自分) | Comments(2)