やってみる。

初級の女の子の生徒さん。
当教室にお引越してきてくれた10ヶ月前、
ピアノ教室が変わってとてもどきどきしていました。
少しずつ少しずつ心を開いてくれて、今では最初の頃が懐かしいほどです。

ひとつずつじっくり考えて、踏みしめて、先へ進む子です。
その、真剣な横顔を至近距離で見つめるのは本当に幸せです。

その彼女が、先日初めて自分から「やってみる」と言葉にして言ってくれました。
それを聞いた瞬間、私は「?!」と白くなってしまいました。

新しい曲を選ぶ時のことです。
これまでは、「次これやってみない?」と聞くと短い曲ならうなずくか、
ちょっと長い曲だと「・・・。」と黙って考えていました。
そういう沈黙の場合、私が少し
お話(曲の特徴とか同じ和音が多くて譜読みは見た目より簡単だよ、とか)して
「やってみない?」と聞くと「・・・うん」という感じでした。

それが、今日は「この曲にしない?」と聞いたときの表情に緊張感があまり漂わなかったし、
自分から、「やってみる。」と言ってくれたのです。
その言い方がまた、気負わずストンという感じで、落ち着いた表情で。
あまりにも自然に出た言葉に、私の方がほんとに一瞬、ポカンとしてしまいました。

も〜嬉しくて嬉しくてっ、ほんとは抱きしめちゃいたいくらいなのですが
ウザがられること間違い無しなのでぐっと我慢でサラッと流しました。

が。

頭の中では二人の自分が
「聞いた?!いま、聞いた?!」 「あぁ聞いたとも!」と大興奮。
この間、1秒(笑)。

一瞬に凝縮されたピアノ講師の幸せを噛みしめました!

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by shibukw | 2012-09-13 09:51 | レッスン(子供)