ファニー・メンデルスゾーンなど、など。

小学生の頃、
「音楽の教科書に出てくる作曲家はどうしてみんな男の人なんだろう?
クラスでピアノを習ってる子はみんな女の子なのになぁ」
と思ってました。
それ以上追求することなくきてしまいましたが、
音大の授業でそういったテーマのものがありました。

結局、欧米も昔は男性優位の社会で、
「女性はたしなみでやっていればよい」
ということだったのですね。

そんな中、最近は埋もれてしまっていた作曲家を再評価する動きが盛んです。

よく取り上げられるのが、ファニー・メンデルスゾーン・ヘンゼル。
メンデルスゾーンのお姉さんです。
才能豊かな作曲家&ピアニストでしたが、
自分の名前ではなかなか出版できず、弟の名前を借りていたりしたそうです。

小曲集が知られています。
その他に連弾曲集もあり、すごく素敵です。
コンパクトでありながら豊かで叙情的な、しかも、激しく決然とした音楽です。
・・・が、かなりの難易度。
私はこれが「いつか演奏したい!!」の野望曲です。

音大の授業では、エイミー・ビーチ(アメリカ)やマリー・ジャエル(フランス)を
紹介されました。
1800年代後半から1900年代前半、ロマン派です。
ファニー・ヘンゼルが1847年没ですから、
入れ替わりのような流れですね。
歴史にもしもはないと言いますが、ファニーもあと50年遅ければ
せめて弟の名前を借りずに出版ができたのでしょうか。。

ちなみに、先ほど「女性は」、と書きましたが
男性も、音楽を職業とするのは上流階級はNG。
「下の者がする仕事」だった訳ですね。

普段はそんなに意識していませんが
クラシック音楽は権力と密接に関係していると再確認する機会があると、
いったいどれだけのものを虐げて発展してきたのだろうかと
やりきれなく思います。
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by shibukw | 2011-10-06 14:57 | 雑記、セガーレと音楽